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治療について

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治療についてのご案内

漢方薬(特に生薬による煎じ薬での治療)を保険適用するには、何かと制約が多く、実際の漢方治療(特に生薬による煎じ薬での治療)においては、この保険という枠組みの中では決められた漢方薬しか使用できなくなっています。また保険での制約で使用量自身にも縛りがあり、弁証論治に基づく適切な漢方治療が出来ないことも多々あります。
保険で認められている生薬でも、保険では安めの薬の値段に決められてしまうため、この範囲ではより品質の高い生薬(産地や栽培方法、効果や安全性等に大きな差があります)を使用すると赤字になることが多く、現実には当院で使用していた生薬の6~7割は赤字になってしまっていました。生薬の品質を今まで通り維持して、尚且つ、保険に縛られない伝統医学的な漢方治療(生薬による煎じ薬での治療)を行いたいので、当分の間、全額自費診療にすることにしました。
尚、漢方エキス製剤による治療は今まで通り保険で治療できます。但し、同一患者さんに於いては、保険での決まりにより、自費の煎じ薬と保険の漢方エキス製剤の併用は、今の所はできません。(混合医療は解禁の方向ですが、詳しいことは決まっていませんので)

漢方湯液(煎じ薬)及び、漢方エキス製剤による治療が適するもの
…以下の場合と言われています。

 1|西洋医学による治療が困難な場合

  • ・患者さんの症状(疲れやすい、痛む、しびれる、熱がある、冷え症、1日中ぼっとする)に対する明らかな原因が検査で判明しない方
    ・膠原病類縁疾患や自律神経失調症と診断したが、有用な治療法がない方
    ・進行癌で手術できないもの(自費診療のみ

2|西洋医学で有効な治療法が確立されていない場合

  • ・リウマチで変形が始まって日が浅く、進行を止めたい方
    ・乾癬や天疱瘡で西洋薬での治療が困難な方
    ・アトピ―性皮膚炎でステロイド剤からの離脱が困難な方,あるいは、最初から使わずに1年以内に完治したい方
    ・喘息でステロイド剤の定期吸入を止めても発作がでないようになりたい方,あるいは、最初から使わずに数年以内に完治したい方
    ・潰瘍性大腸炎・クローン病や多発性筋炎・皮膚筋炎などでステロイド剤による反応が悪い方,あるいは、副作用が出ているのでできるだけ使いたくない方
    ・アレルギー性鼻炎,副鼻腔炎で難治で困っている方
    ・胆石を手術をしないで治したい方
    ・術後の癒着などにより、polysurgeryに陥る方
    ・保存期慢性腎不全患者さんの透析導入時期を遅らせたい方
    ・特発性血小板減少性紫斑病でステロイド剤で充分に効果が出ない方や、脾臓摘出術を受けても血小板が改善しない方
    ・進行癌の治療法が残されていない方。進行癌で抗癌剤の副作用で食べられない人や、できるだけ疼痛に麻薬を使用し、進行を遅らせたい方(自費診療のみ)

3|病気が複数の臓器に及ぶ場合

  • ・高齢化とともに複数の病気を合併することが多くなり、ひいては内服薬が多くなり、薬害が心配される方(軽症~中等症の高血圧,軽症糖尿病,胃潰瘍,十二指腸潰瘍では漢方のみでもコントロール可能です。)
       →漢方薬は複数の生薬で構成されているため、複数の病気でも少数の方剤で有用なことが多々あります。

4|妊娠中や妊娠の可能性がある場合

  • ・ある種の抗生物質・抗菌剤、抗炎症剤、ステロイド剤、向精神薬を併用できない方や、不妊や習慣性流産の治療を望む方(自費のみです)や妊娠中の経過を良くしたい方(場合によっては自費)
    ・不妊症の方(西洋医学を試したが効果がなかった方)

5|薬剤アレルギーや副作用のため継続服用ができない場合 

  • ・薬剤アレルギーや副作用のため継続服用ができない場合

6|東洋医学的治療を自分によりふさわしいと考えている場合

  • ・冷え症、風邪をひきやすい、胃腸が弱い、ガン体質・一過性脳梗塞・狭心症などを改善したい方

 

リーズナブルに治療を希望される方には、煎じ薬に頼らずに漢方エキス剤のみで対応します。但し、どの疾患でも中等症以下の漢方エキス製剤での対応が可能な方が中心になります。
つまり上記のほぼ全ての疾患、状態で漢方エキス製剤のみの治療は可能ですが、重症の場合は困難な時もありますので、どちらが御希望か診察時にはっきりとお申し出ください。また、漢方エキス製剤のみの治療の場合、検査が必要な方も保険診療で対応します。

診察日カレンダー

診察受付時間のご案内

※診察日の診療受付時間となります。

診察時間
9:00~12:30
8:00~12:00
16:00~19:00

はじめて来られる方へ 
こちらの問診票は
ご来院いただいてから、院内でご記入いただいているものです。
※ご予約に変わるものではありません。
混み合う場合がありますので
あらかじめ、こちらの問診票を印刷していただき
記入してお持ち頂くことも出来ます。
ご記入いただいた内容を元にご質問させて頂くことがあります。
問診表【皮膚に症状がある方】 
問診表【一般の方】 
 
◆土曜日の午前中が大変混雑する為
混雑状況により
一旦診察を中断させていただく場合があります。
診察日・診察受付時間が変更になることもありますので
随時ご確認ください。(受付終了は12時00分)

 
◆平成20年4月から保険制度が改定されたことにより
土曜日は診察時間が12時を過ぎると
時間外の料金が加算されます。

 
 

 

休診日 
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