百合が丘クリニック

クリニックからのお知らせ

2018年07月15日

アトピ―性皮膚炎の養生


FMなばり(83.5Mhz)にて「百合が丘クリニック通信」放送中です!

当院院長が出演し、東洋医学に基づいた、健康にまつわる話をしております。

ON AIR:毎週金曜日15:50~(10分間)

再放送:水曜日8:20、土曜日18:20~、20:50~、日曜日12:50~、16:50~ 

 
今回は梅雨の湿疹、アトピ―性皮膚炎の養生についてお話ししたいと思います。   A:湿疹のしつの漢字は湿気のしつと書きますので、身体に悪影響を及ぼす湿気、湿邪が関係しているんでしょうか?   先生:はい、文字どおり、湿疹は湿気の影響をとても受けやすいです。アトピ―性皮膚炎は元々内湿をもっているタイプの方や、冷えを持っている方が多いです。梅雨の季節は脾、消化機能の弱い方が内湿を持ちやすくなる季節でもあります。   A:アトピ―性皮膚炎が悪化するという事は、梅雨時期に内湿と外湿の影響を受けて肌の調子が悪くなるということで、身体のどこかが元々弱っているということでしょうか?   先生:もちろんそうです。アトピ―性皮膚炎は特殊な病気というわけでなく、湿疹が6か月続きアレルギー傾向のある者と定義されています。6か月続いた湿疹という事は梅雨時期以外にも出ていることになりますので、もともとの原因が有り、梅雨時期の湿気に影響を受けて悪化する事が多いというように考えます。   A:そうなんですね。アトピ―性皮膚炎の治療は、湿気を取り除くだけでなく、そのもともとの原因を治していかなくてはならないのですね。   先生:はい、私はアトピ―性皮膚炎の治療は身体の弱っている所を治療する事から始める必要があると考えています。もちろん外からのスキンケアを否定するわけではありませんが、長い間治らない病気は根が体質にあると考えます。成人病と呼ばれる糖尿病、高血圧、高脂血症なども、生活習慣が影響しているといっても、夫婦で同じ食事をしていても片方だけかかるという事はよくあります。体質的な影響があった上で、生活習慣の影響があるのではないでしょうか。   A:では、アトピ―性皮膚炎の体質の方は梅雨時期気をつけなくてはならない事はありますか?   先生:前回お話ししたことと同じですが、外からの湿気、外湿を取り除く為に除湿器で部屋の湿気を取ることが大切です。   A:梅雨をどこかへやってしまう事は難しいので、住環境から湿気を取り除くんですね。   先生:はい、除湿器で家の中だけでも湿気を取り除くことができます。家庭用の除湿機でも数時間で一杯になるので、どれほど湿気があるのかとびっくりされる事と思います。その他、胃腸の調子を整える、汗を上手くかけるようにする、水分を排出する食べ物をとるなどがあります。   A:キュウリやなす、トマト、小豆、しょうがや、ねぎ、セロリなどが良いということでしたね。でもお肌の弱い方は汗をかくと悪化してしまいそうですが?   先生:そうですね。アトピ―性皮膚炎の方には汗はすぐに流して欲しいので、海水浴などがいいのですが、この時期は難しいと思います。もしシャワーで流せる環境でなければ、その他出来る事で対応して欲しいと思います。   A:胃腸の調子を整えて、利尿作用のある食べ物などで湿気を溜めない様にすることがよさそうですね。   先生:そうです。アトピ―性皮膚炎の方には内湿を予防する事が特に大切だと思います。注意しなくてはならないのは、甘い物のとりすぎ、冷たいものを飲食したり、生物、お刺身など、冷えたフルーツなども取らないようにした方がいいと思います。   A:湿気を溜めない事が必要なんですね。   先生:湿気を溜めすぎると、冬によく見られる耳切れが起きたりします。これは耳は腎藏や肝臓、三焦の影響を受けています。その部分が弱っていると耳切れを起こすのです。   A:耳が切れているという事で、体質が分かるんですね。それを見て漢方薬を考えるんですね。   先生:はい、そうです。目の周りでも、症状が上瞼に出ているのか、下まぶたに出ているのかでも違います。漢方薬を考えるには、単純に水を除くだけではなく、身体をめぐっている経絡なども考えて生薬を配合していきます。   A:そうなんですね。私も長年アトピ―性皮膚炎で悩んでいて、東京でも治療しましたが、先生の百合が丘クリニックでアトピ―性皮膚炎の治療をしたことで、今では少し紫外線に当たったり汗をかいても悪化しなくなりました。もちろん塗り薬や軟膏に毎日頼る事は無くなりました。これが体質改善での治療という事でしょうか?   先生:そうです。自分で治す力を持つ悪化しないようにするという治療です。何かにずっと頼っていく治療はどうかなと思います。もちろんその治療を否定するつもりはないですが、体質改善の治療は、完治をめざす治療なのです。   A:治療もしっかりと体質を判断してからという事ですね。   先生:はい、体質を細やかに見て、漢方を処方しなければなかなか効果は得られないと思います。   A:やはり体質にアプローチするのは難しいんですね。   先生:そうですね。十人十色の体質を見極めその方にあった処方を考えていく事が必要となってきます。アトピ―性皮膚炎に悩んでおられる方は一日も早く普通に生活できることを望んでおられると思います。中には治り難い患者さんもおられますが、ピョンチャンオリンピックで活躍したアスリートたちの様に日々勉強して結果をだせるよう努力していきたいと考えています。   A:難しい患者さんもいらっしゃるんですね。先生は今でも勉強会や学会に積極的に参加して漢方の道を究めていらっしゃるんですね。   先生:はい、ステロイドの治療を選択しない治療法を求めて私を頼りにして来て下さる患者さんの為に勉強は一生続けていきたいと思っています。   A:すばらしいですね。梅雨のこの時期アトピ―性皮膚炎の悪化でお悩みの方は、様々なタイプのアトピ―性皮膚炎の治療経験の豊富な是非百合が丘クリニックにて相談してみて下さい。今回も薬膳を持って来ていただきました。今日はほうれんそう草ですねですね。   先生:はい、ほうれん草と胡桃の炒め物です。どうぞ食べてみてください。   A:くるみが柔らかくて、ほうれん草とよく合います。お弁当のおかずにもよさそうです。   先生:胡桃は一度茹でてあるので、少し柔らかくなっています。胡桃は肝と腎に効果があり、また筋肉や足腰にも効果があり、形が脳に似ているので、脳にも効くそうです。便秘にも効きます。ほうれん草は血と肝臓を補ってくれます。薬膳としては眼や足腰、筋肉に良く、アンチエイジング効果、便秘、骨粗鬆症に効果があります。高齢者、女性におすすめの薬膳です。   A:女性に嬉しい薬膳ですね。皆さんもぜひ作ってみて下さい。
クックパットの百合が丘クリニックのページを参考にして下さい。

 

漢方医お勧め薬膳 菠菜拌核桃 ほうれん草とクルミの炒め物 アトピ―性皮膚炎の養生

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