百合が丘クリニック

クリニックからのお知らせ

2018年07月10日

梅雨の養生


FMなばり(83.5Mhz)にて「百合が丘クリニック通信」放送中です!

当院院長が出演し、東洋医学に基づいた、健康にまつわる話をしております。

ON AIR:毎週金曜日15:50~(10分間)

再放送:水曜日8:20、土曜日18:20~、20:50~、日曜日12:50~、16:50~ 

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梅雨明け宣言がありましたが、まだまだ天気は不安定です。 梅雨~このような時期の養生についてお話ししたいと思います。   A:梅雨の時期の過ごし方ですね。以前も一度お話を伺いましたが、過ごし難い季節を快適に過ごせる漢方の知恵を伺いたいと思います。   先生:はい、梅雨という漢字は、古くは長雨によってカビが生えるので黴の雨とかいてばいうと読んだり、梅のみが熟してくる頃だということで今使われているうめのあめと書いて梅雨と読んだりするそうです。つゆを「五月雨」5月の雨とも言いますが、これは陰暦で言う5月で一か月ずれた今頃を指す呼び方です。田んぼの稲には必要不可欠の雨ですので、雨が降らないと大変です。この時期をできるだけ快適に過ごして戴きたいと思います。   A:この時期気をつけなくてはならないのは、湿気でしょうか?   先生:そうですね。身体の不調の原因を東洋医学では、六淫といいます。風・寒・   暑・湿・乾・火の六つで、風(かぜ)、寒さ、暑さ、湿気、乾き、熱の六つが身体に悪影響を与えるものとされています。   A:湿気が入っていますね。   先生:はい、梅雨の時期は外からの湿気が体内に影響を及ぼすという事で、外湿と言われます。また体内の機能が低下することによって体内で生じる湿気を内湿と言います。   A:外の湿気、外湿の影響を受けやすい体質などはあるのですか?   先生:はい、もともと内湿、体の中に湿気が溜まりやすくなっている方は、外し湿の影響を受けやすく、梅雨時期に体調を崩される事は多いですね。   A:部屋の中だけでなく、体の中も湿気が溜まってしまうんですね。   先生:はい、もともと日本人には元々脾胃、消化機能が低下し易いのでこの内湿タイプの方が多いです。梅雨になれば長雨の影響で外湿の影響も加わって、身体がだるくなり易い、おもだるい等の症状が出てきます。   A:そうなんですね。梅雨の時期に体調を崩される方が増えるにはそんなわけがあるんですね。   先生:はい、体の中に溜まった湿気は、部屋の湿度が高い時と同じように、じとっとして体に停滞しやすいのです。それで身体がだるくなったり、食欲不振になったりするのです。日頃から消化機能を高めて身体の中に湿気を溜めないようにしつつ、外の湿気も取ることが必要です。   A:内側の湿気は、暴飲暴食をしないなど、胃腸を休めて出来るだけ溜めない様にしたいですね。外からの湿気はどの様に対処したらいいですか?梅雨の時期はあきらめるしかないのでしょうか?   先生:はい、そこで除湿機の出番です。除湿機の力を借りて部屋の中の湿度を下げればいいのです。   A:洗濯物を乾かすだけでなく、体調を整えるのにも除湿機が活躍するんですね。   先生:はい、当院でも大小さまざまな除湿機を10台ほど使っていますが、この時期はどの除湿機も一晩で一杯になって、その湿気の量に驚きます。梅雨時以外にも除湿機の水はたまるので、雨の日に体調を崩しやすい方は、1年を通して使ってもらっても良いと思います。   A:1年を通じて湿気は注意しなくてはいけないんですね。その湿気でどのような症状がでてくるのでしょうか。   先生:そうですね。湿気の影響を受けやすいのは、昔からよく言われているリウマチを始め、最近では膠原病、痰が絡みやすい、喘息の方も発作が起こりやすかったりするので注意してほしいですね。   A:そうなんですね。肺や胃腸の調子が悪い方は注意が必要ですね。   先生:はい、それ以外にも皮膚の症状、アトピ―性皮膚炎の方は特に悪化し易い季節です。   A:そうですね。この時期ひじやひざの内側が痒くなったりしますね。私自身もアトピ―性皮膚炎で長い間苦労したので、梅雨は苦手な季節でした。自分で気をつけられることはありますか?   先生:はい、内湿タイプの方は、胃腸の調子を整える必要があるので、甘い物や冷たい物、塩分の取り過ぎに注意が必要です。脂っこいものは、身体に水分が溜まりやすくなるのでとりすぎにも注意です。   A:東洋医学はよく「医食同源」と言われますが、食べものに注意が必要ですね。   先生:はい、旬の物や香りのよい物も胃腸の調子を整えるのに効果があります。利尿作用のあるきゅうりやなす、トウモロコシやトマト、水分を発散する生姜やネギ、コショウ、ストレスを緩和して気をめぐらせるシソやセロリ、かんきつ類などの香りのよい物が良いですね。中国では八角やういきょうなどがよく使われています。胃腸を元気にする豆類やカボチャ、湿気を取り除くあずきやよく苡仁、ハトムギなどもいいですね。   A:苡仁はハトムギのことなんですね!梅雨時はハトムギ茶ですね!   先生:食べ物以外にも、未病、病気になる前の少しおかしいなと思う段階で治療を始めるのが大切です。早めに相談していただければ、治るのも早いです。その他汗をかく事も大切です。しかし梅雨の季節は湿気も多いですが暑くなってくる頃でもあるので、熱中症にならない様に、水分補給をしながら、身体の中の湿気を汗と一緒に出すことも良いですね。   A:じめじめして暑いからと言って、クーラーの効いた部屋にこもりっぱなしは駄目なんですね。   先生:はい、身体を冷やす事も胃腸に良くないので、クーラーに頼りっぱなしではなく適度に汗をかいて、又水分を補うという身体の中の循環を上手く回していく事も必要ですね。また湿気が溜まりやすいと同時に、水分を溜めておく場所の力が少なくなり、溜まった水分が体内にあふれかえってしまう事も有るので、生薬の地黄や石斛、玉竹などで補う事も必要になります。   A:生薬は先生の所で相談する事が必要になりますね。   先生:はい、少し手に入りにくい生薬が有るので相談して下さい   A:今回は梅雨の養生についてお話しを伺いました。日頃から食べ物や飲み物で胃腸の調子を整え、除湿器などの力も借りながらご自分の体と上手く付き合って、この梅雨を乗り切っていただきたいですね。さて、今回の薬膳はバナナですね!   先生:はい、これはビンタン、バナナの氷砂糖煮込みです。   A:甘い香りがして美味しそうです。いただきます。うーーんデザートにピッタリの甘さです。どんな効能があるんですか?   先生:はい、バナナには清熱解毒利水消腫といって、熱を除いて毒を取り、水を除いて腫れを取る効能が有ります。また便秘にも効果があります。   A:便秘予防にバナナを食べている方は多いと思います。東洋医学ではバナナにもちゃんと効能が有るんですね。   先生:はい、注意しなくてはならないのはバナナは腎臓にカリウムを溜めてしまう働きがあるので腎臓の悪い方はとりすぎに注意して下さい。糖分を控え目にすれば血糖の上がりやすい方にも食べて頂けます。   A:美味しくて、身体の熱をとり毒を取り、腫れを取って、便秘にも効くなんて夏にピッタリですね。
 

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