百合が丘クリニック

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2018年03月19日

治療の考え方(アトピー)


ある先生が「完全に治療させるにのに重症のアトピ-性皮膚炎 は2年位かかるものだよ」
と言われましたが、最近2年前は治らないのかなあと 思った位重症の人もかなり良くなっている人が多いことを
考えると含蓄のある言葉だなあと思うくらいです。

 

多くの日本の患者は元々衛気不足で汗孔のコントロールが悪いうえに(汗をかきやすいか、その反対に全く出にくい)
絶対にステロイド軟膏厳禁とまでは言いませんが・・・・・

小さいときからステロイド軟膏を塗るとか、ステロイド剤を内服しており、そのため皮膚が種々の程度に委縮しています。
一方、我々の用いる清熱あるいは透熱解表の薬物の多くは、汗孔の開閉をコントロールすることによって作用します。
これが皮膚の委縮のため困難となります。

滲利湿濁するためには利尿によって湿を外に出す必要があります。
この場合三焦という水道がスムーズに通じる必要がありますが、それは決して下焦だけ通じればよいというものではありません。
上焦・中焦・下焦のどこに問題があっても、尿の排出に影響します。
上焦にある肺は皮毛を主り、皮毛の開ごうが不調なら肺気が宣散されず、水気が粛降されません。
そうすると尿が通じず、湿は出る道がないので表にあふれて浸潤を強めることになります。
無汗・少尿のアトピー患者の場合には、その原因(表皮委縮、津液大傷、表鬱三焦不利)に注意し、対証治療する必要があります。これがなかなか難しいのです。
このあたりが、肺・脾・腎との関係で、すぐには治りにくいのです。
汗や尿が正常化することは、一般的にアトピーが改善する指標です。
つまり、体質的に吸収運化、排出と見ると水分のコントロ-ル失調の人が多いのです。

その他、本型の患者では、ころころ便や最初は硬いけど、後は軟らかいという便のような便秘を伴うことが多く、原因を調べて早急に加療する必要があります。

大腸・小腸は腑であって、腑には物を伝化して蔵さず、実して満たず、動を主り、中が空という特性があります。
伝導しないということは病であるので、通じる必要があります。
濁が降りなければ、清腸が昇らず、達邪出表に不利です。
つまり、消化機能の失調があります。
 
このように、治療法を運用すると同時に、大小便と汗に注意を払えば、治療効果を高め治療期間を短縮することになります。
しかし、治すのは喘息よりもかなり,根気がいると考える必要があります。
しかも、ステロイドのリバンドと闘いながらの場合はより一層すぐには効果がでないと思うべきでしょう。

ある先生が「完全に治療させるにのに重症のアトピ-性皮膚炎は2年位かかるものだよ」
と言われましたが、最近2年前は治らないのかなあと思った位重症の人もかなり良くなっている人が多いことを
考えると含蓄のある言葉だなあと思うくらいです。

それにしても現代人は、自律神経系がかなり過敏に反応するようになって来ているものだと思います。


 

アトピー 治療についての考え方

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