百合が丘クリニック

クリニックからのお知らせ

2018年03月19日

春先になったら顔に湿疹が出る


FMなばり(83.5Mhz)にて「百合が丘クリニック通信」放送中です!

当院院長が出演し、東洋医学に基づいた、健康にまつわる話をしております。

ON AIR:毎週金曜日15:50~(10分間)

再放送:水曜日8:20、土曜日18:20~、20:50~、日曜日12:50~、16:50~ 

 
先生:三月になり、春が近づいてきています。まだ寒い日はありますが、少しずつ暖かくなってきましたね。3月21日の春分の日を境に、どんどん紫外線が強くなってきます。このようなシーズンには、やはり皮膚の症状が悪化する患者さんが、多くおられます。今回は、春に気をつけたい皮膚症状について、お話したいと思います。   A:そうですね。寒くて家にこもりがちになる冬に比べて、気温も高く日差しも明るくなってくる春は、さあ、外へ出かけよう!という気持ちになりますが、花粉症もありますし、肌に湿疹が出たりする方も多く、せっかく良いシーズンも悩みの多い時期でもあるんですよね。先生それはどうしてでしょうか?   先生:はい。春になってくると、日照時間も長くなってきます。太陽光線の紫外線により、肌は刺激を受け、熱を持つことになります。また、中医学の基礎にある五行、木火土金水(もっかどごんすい)の、き・ひ・つち・きん・みずの考え方では、春は木、草花が芽吹き、ぐんと伸びる木、植物の力が強いイメージで、また樹木にそよぐ風のイメージもあります。中医ではその風、(ふう)、(かぜと書きますが)、はかゆみにつながるとされています。ということで、風(ふう)の影響や、紫外線の刺激をうけた肌は、暖かい空気が、上に集まるのと同じで、太陽からの熱は身体の上にたまりやすくなるので、顔や首に湿疹が出やすくなる、ということになります。東洋医学的に考えると、ごく自然な現象ですね。   A:春は風と木のイメージなんですね。熱を持った体に紫外線の刺激を受けて悪化するんですね。せっかくの気持ちの良い季節に家にこもってばかりでは辛いので、どうやって予防したらよいですか?   先生:やはり、まず身体に熱を持ちやすい体質をあらかじめ治していくこと、つまり体質改善ということになりますが、これがとても重要になってきます。春の病気は冬、あるいは秋から十分養生して備えて行かなくてはならないということです。体の中に熱がこもりやすい、熱をきたしやすい体質を持っていると春になって一気に悪化してしまうということになります。以前お話した、花粉症の中の熱が原因のタイプも同じですね。   A:そうなんですね。紫外線の刺激と花粉の刺激との違いということですね。体に風と熱を持ちやすい体質というのは、具体的にどのようなものですか?   先生:はい。中医学の陰陽の考え方で、体の中の陰血が少ないと熱を起こしやすい体質といわれています。陰血とは血のことです。これを補い熱をとることで治していきます。良く処方される薬として、昔から中医で処方されている『消風散』というものがあります。文字どおりふう、風を消す薬です。それ以外にも陰血を補うというもので『当帰飲子』というものもあります。熱をとるもので『黄連解毒湯』というものもありますが、体を冷やす黄連を含んでいますので冷え症の人は注意が必要です。   A:いろいろ薬があるんですね。ドラッグストアなどで見かけたことのある名前も出てきました。   先生:はい。しかし、体質に合わせて飲むことが大切なので、市販の薬を選んで飲んでも合わない場合は、良くなりませんので、やはり、早めに相談していただきたいですね。   A:やはり素人療法は危険ということですね。   先生:はい、そうですね。漢方は妊娠中も飲めるものがあったりと身体にやさしいイメージもありますが、体質を考えて処方すると、同じ症状の方でも全く違うお薬になることも多くありますので、その辺も理解していただきたいと思います。   A:春は気持ちの良いシーズンです。皆さんにもお肌のトラブルや、花粉症などで家の中に閉じこもってばかりにならず、ハイキングやお花見など、外の空気をたくさん吸って楽しんでいただきたいですね。   先生:はい。病気だからと閉じこもってしまうのはよけいに暗い気分になってしまいます。自分自身の身体を見つめて、病気を早めに治していただき、少しでも快適に過ごしていただけたらと思います。   A:そうですね。ところで、先生、今日も薬膳を持ってきていただいたんですね。   先生:はい、今日は、辛夷花豆腐という薬膳を持ってきました。   A:名前の通り、お豆腐が入っていますね。これはどのようなものですか?   先生:はい、これは鼻炎の炎症を取るものです。今日のお話しにでてきた、風(ふう)の影響をうけた鼻の、風(ふう)と寒を取り除くものです。鼻炎や鼻詰まり、頭痛に効きます。お味はどうですか?   A:お豆腐は美味しいです。スープには少し苦味がありますね。   先生:そうですね。辛夷はこぶしや木蓮の蕾で、少し苦味があります。これは鼻詰まりだけでなく目のかゆみなどにも効きます。風(ふう)からくる冷えを取るので、風邪の引き始めにもいいですよ。豆腐も炎症をとったり、胃腸を整えてくれます。作り方も簡単ですのでお困りの方は試してほしいですね。   A:豆腐など身近な食材にも効能があるんですね。毎日食べている物を調べてみるのも面白そうですね。今回の薬膳は薬らしい味ですが、簡単で、花粉症のこの時期に良さそうです。

詳しい作り方は  クックパッに掲載。
百合が丘クリニック通信バックナンバー(2015年2月号)
 

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