百合が丘クリニック

クリニックからのお知らせ

2018年05月30日

初夏の養生


FMなばり(83.5Mhz)にて「百合が丘クリニック通信」放送中です!  当院院長が出演し、東洋医学に基づいた、健康にまつわる話をしております。  ON AIR:毎週金曜日15:50~(10分間)    再放送:水曜日8:20、土曜日18:20~、20:50~、日曜日12:50~、16:50~

漢方医お勧め薬膳!沢瀉枸杞粥

 
5月と言えば、初夏ということで、暑さが厳しい日もありますね。眩いばかりの木々の緑が目にしみいる季節です。   A:そうですね。さわやかな日もありますが、日差しが強くて日焼けが恐い季節でもありますね。   先生:はい、初夏ということで、5月にもなれば体も夏の準備をしていただきたいので、夏に気を付けて戴きたいことをお話ししたいと思います。   A:春から夏にかけて体調はどの様に変化していくのでしょうか?   先生:はい、日本の夏は高温多湿ですので、東洋医学で言う湿熱という状態になり易くなります。   A:身体に湿気と熱が溜まりやすいという事ですか?   先生:はい、湿気やすくなるのですが、同時に汗もかくので脱水にも注意が必要なのです。   A:日本の夏は過ごしにくいとよく言われますが、体の中でも湿気と脱水が背中合わせなんですね。   先生:はい、東洋医学では身体の水分を津液と言いますが、津液が不足すると身体がだるくなったり、息切れの原因の一つとなります。湿気ているのに乾燥してしまうという事が起こるのです。   A:ややこしいですね。東洋医学では湿気ている、乾燥しているという事をどのようにして判断しているのですか?   先生:はい、顔色や舌の状態、脈を見たりといったことを総合的に考えて診断していきます。   A:その診断を間違ってしまえば、治るものも治らないという事ですね。   先生:はい、湿気に隠れた津液が足りていない状態を見逃せば、治らないですね。   汗のかき過ぎが有る方は、津液を補う治療も同時にしなくてはならないのです。   A:水をがぶがぶと飲むのではいけないのでしょうか?   先生:熱中症の時などは、水を飲むことはもちろん必要です。しかし身体がだるいといった時には、飲んだ水を留めることが出来なくては、何時まで経っても体の中の水分は足りないままです。水を留める作用のある生薬を用いる事によって、血液やリンパ液、細胞内の水分を補うことが出来るのです。ただ水を大量に飲むだけでは、尿が近くなったり、胃腸に負担をかけるだけになってしまいます。   A:水分と湿気に注意する以外では、気をつける事はありますか?   先生:はい、夏は心臓が盛んに働く季節であります。その心臓が元々弱っていると、盛んな働きについていけなくなってしまい心臓の症状が出てしまう事があります。心不全などの重い症状が出る前には、咽喉が乾きやすい、熱が身体にこもる、不眠症などの症状が出ることが多いので気を付けて戴きたいです。   A:心不全になってしまう前に気が付いて戴きたいですね。先生、夏に食欲が落ちたり、胃腸の調子が悪くなる事もよくありますね。   先生:そうですね。冷たい物の取りすぎや冷房によって身体が冷えてしまうと、水分をコントロールをする脾胃の機能が弱くなり、吐き気やおう吐、食欲不振などが起り易くなってしまうのです。他にも体内の元気が汗とともに流れてしまい、エネルギー不足である「気虚」といった状態にもなり易い季節です。夏やせや疲労感などの症状が出た場合は、気を補ったり、肺を補っていく事も必要ですね。   A:漢方は身体の弱った所を補っていく治療なので、夏に体調を崩される事の多い方は、一度どこに原因があるのかを相談してみてはいかがでしょうか?それぞれタイプによって治療法が違ってくるので注意が必要ですね。   先生:そうですね、心、脾胃、肺を補うものは薬も違います。また、取ると良い食べ物も違ってくるので、生活に取り入れて頂きたいですね。   A:いつも頂く薬膳の様に、お勧めの食べ物もそれぞれあるんですね。   先生:はい、例えば心、心臓にはスイカ・キュウリ・冬瓜・苦瓜などウリ科の物や、苦みのある物や、トマトや小豆なども良いと言われています。   A:胃腸に良い食べ物と言えばどの様なものでしょう?   先生:はい、胃腸には緑豆、もやし、紫蘇、かんきつ類、梅干しなどが良いと言われています。これらは消化機能を助けてくれるのです。   A:梅干しや紫蘇は食欲増進に良さそうですね。肺を補う食べ物はどのようなものですか?   先生:肺を補うということは、気を補うものという事で、やまいもがおススメです。ほかにも豆腐や桃、リンゴやウナギなども良いと言われています。   A:食べ物や生活習慣を見直しても良くならない場合は、漢方のお世話になればという事ですね。   先生:はい、早め早めに手を打って戴いて、辛くない様にこの夏を過ごして戴きたいと思います。   A: はい、今年の夏は暑さが厳しくなると長期予報がでていますね。皆さんにも元気で快適な夏を過ごして戴きたいと思います。さて本日薬膳を持ってきていただきました。これはなんでしょうか?   先生:はい、沢瀉枸杞粥と言います。食べてみて下さい。   A:はい、少し漢方の感じがしますが、クコの甘みがありますね。これは何に効くでしょうか?   先生:この薬膳は、沢瀉と枸杞が使われています。沢瀉と言えば、水をとる働きがあります。尿が出にくい方、むくみやすい人に使います。枸杞も腎が弱って尿が出にくい人に使います。沢瀉と枸杞は、尿が出にくい人や夏にむくみやすい人におすすめです。   A:そうなんですね。これからの季節におすすめですね。   先生:はい、毎日食べて健康になっていただきたいですね。      
 

漢方医お勧め薬膳 湿熱 日本の夏 夏にむくみやすい人 尿が出にくい人

診察時間のご案内

診察時間
9:00~12:30
8:00~12:00
16:30~20:00

◆土曜日の午前中が大変混雑する為
混雑状況により
一旦診察を中断させていただく場合があります。
診察日・診察受付時間が変更になることもありますので
随時ご確認ください。(受付終了は12時00分)

 
◆平成20年4月から保険制度が改定されたことにより
土曜日は診察時間が12時を過ぎると
時間外の料金が加算されます。

 
はじめて来られる方へ 
こちらの問診票は
ご来院いただいてから、院内でご記入いただいているものです。
※ご予約に変わるものではありません。
混み合う場合がありますので
あらかじめ、こちらの問診票を印刷していただき
記入してお持ち頂くことも出来ます。
ご記入いただいた内容を元にご質問させて頂くことがあります。
LinkIcon 問診表【一般用】 
LinkIcon 問診表【皮膚・アトピー用】 
 

 

休診日 
火・日曜日 祝日

 

 
◆学会等で急に予定が変更になる事があります。※事前にご確認をお願いします。