百合が丘クリニック

クリニックからのお知らせ

2018年03月27日

喘息について


FMなばり(83.5Mhz)にて「百合が丘クリニック通信」放送中です!   当院院長が出演し、東洋医学に基づいた、健康にまつわる話をしております。   ON AIR:毎週金曜日15:50~(10分間)   再放送:水曜日8:20、土曜日18:20~、20:50~、日曜日12:50~、16:50~ 

 
先生:今日は喘息と体質改善についてお話ししていきたいと思います。   A:喘息ですか。喘息は急に呼吸困難になったり、夜中に発作が起きて病院に駆け込んだりして大変だとか聞きますね。咳こんだら止まらなかったりと、日常生活に困ることが多い病気の一つですね。   先生:そうですね。喘息は温度変化がある夜に発作が起きたり、体が疲れている時、運動した時にも発作が起こったりします。また、食べ物に反応して起こる喘息もあります。湿気や気圧の変化などに誘発されることもあり、その原因は様々です。しかし、呼吸困難と咳が出るという同じような症状が起こります。   A:咳と呼吸困難ですか。本当に苦しい病気ですね。最近は咳が続くアレルギー疾患があると聞いたことがありますが、どのようなものですか?   先生:はい、それはアレルギー性気管支炎、よく咳喘息と言われています。喘息と似た疾患ですが、細かい治療法は喘息の場合とは異なったりします。   A:そうなんですか。喘息と思っていても気管支炎だったりすると治療法が違ったりする事もあるんですね。喘息は毎日吸入療法をすれば発作は起こらないと言われたりしますがそれはどうですか?   先生:はい、昔は気管支拡張剤の吸入をしていましたが、気管支拡張剤は気管に炎症を起こしてさらに悪化させる事が多くあり、最近ではステロイドと気管支拡張剤とを混ぜたものや、予防としてステロイドだけを吸入させたりすることが多いようです。   A:そうなんですね。喘息の方は吸入剤を手放せない方が多いのではないでしょうか。では、その吸入剤を続けると喘息が良くなって、薬を止めることができるのでしょうか?   先生:はい、ステロイドを吸入し続けると気管が傷つくことはなく完治しやすいという触れ込みで始まった治療法ですが、北欧での研究結果によると、10年間ステロイドの吸入を続けた人と、吸入しなかった人とでは、治癒率に違いはないという事が分かっているので、治ると言い切れる治療法ではないと思います。   A:そうなんですね。発作は抑えられるけれど、治るわけではないんですね。では一生吸入を続けることになるのでしょうか?   先生:はい、まだ使用され始めてから年数が経っていないのではっきりとはわかりませんが、そうなる可能性が高いと思います。そこでやはり体質改善という事が必要になってくると思います。ステロイドや気管支拡張剤が必要な状態、つまりアレルギーを起こしやすい状態を改善していかないと、ずっと薬を手放せない状態になって、こんどは副作用などに悩まされることになるかもしれません。   A:そうなるのは恐いですね。   先生:はい、漢方薬で体質改善することによって、アレルギーがでない状態に持っていく、つまり治癒する可能性が増してくると言われています。   A:そうなんですか。花粉症やアトピ―性皮膚炎などに漢方薬を使う方は増えてきているようですが、喘息の治療で漢方薬を使っているというのはあまり聞いたことがありませんが、どうですか?   先生:そうですね。漢方薬の処方は、証つまりその人の体質・体力・抵抗力・症状の現れ方などの個人差をみて処方しますのでなかなか難しいという事があります。ここでもよくお話ししているように、漢方は発作が出たから小青龍湯などと病名で処方しても、その人の体質にあっていなければ効果が出ないという事がありますので、日頃から患者さんの体質などを見ていない場合には難しいので、あまり広まっていないのだと、私は思います。   A:そうなんですね。やはり、やみくもに処方してもらったり、薬局などで自分で購入して服用しても効果が無いということですね。肝炎の患者さんが、A型やB型、C型で治療法や薬が違うようなものですか?   先生:そうですね。その人それぞれの体質を見て薬を組み合わせないと効果が多く望めないということになります。   A:そうなんですね。実はうちの息子も小さい頃喘息で、漢方薬で治療していました。今では発作も起こさなくなりました。この状態が完全に治ったという事ですか?   先生:そうです。治癒というのは治療をしなくても、症状が出ないという事を指します。アナウンサーさんの息子さんのように、治療無しで発作などの症状が出ないということは、治癒したと言えて、体質改善の成功例だと思います。   A:今では息子も元気に過ごせています。喘息で長年悩んでいる方は、体質改善も考えてみると良いのではないでしょうか。   先生:はい、吸入薬でずっと治療を続けるというのも患者さんの選択肢の一つだと思います。しかし私は、何も治療をしなくても、良い状態が続くという事を目標にしていくことがやはり治療の本道だと考えています。幸い当院の喘息の患者さんはほとんどの方が、喘息発作が出なくなって治療を卒業していきます。思春期まで待たなくては分からないという事は無く、治療を始めて数年のうちの小さいうちに治っている患者さんが多いです。   皆さんにもそのような状態を目指してほしいと思います。   A:そうですね。今は沢山の情報がありますので、患者自身も考えて治療を選ぶことが必要になってきます。選択の一つに漢方治療があると、選択の幅が広がりますね。今日も美味しそうな薬膳を持って来て戴きました。今日は春巻きですね。   先生:はい。燕麦蝦仁巻 えんばくエビ巻きです。普通の春巻きとは中身が少し違いますが、いかがですか?   A:とてもおいしいですこれならこどもも喜んで食べてくれそうです。サクサクした皮にエビと何かが入っていますね。薬膳らしくないですがどのような効果があるのですか?   先生:はい、エビのほかに、燕麦とくわいが入っています。燕麦は、胃腸を補い、便秘を改善します。エビは、腎を補い、解毒して痰を除きます。くわいは、熱を冷まし、痰を除き津液を潤します。椎茸は、胃と腎と気を補い止血もします。胡椒は、痰を除いて胃を調和してくれます。全体では、胃腸と腎を補い熱をさまして身体を潤します。夏向けの薬膳です。これから日に日に温かくなりますので、日々の生活に取り入れてみてください。   A:何かわからなかったのはくわいだったんですね。本当に美味しくて健康になれる薬膳、皆さんも是非作ってみてください。
詳しいレシピは、クックパッドに掲載されていますので参考にして下さい。先生、今日はありがとうございました。

百合が丘クリニック通信バックナンバー(2016年3月号)
 
 

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