百合が丘クリニック

クリニックからのお知らせ

2018年03月07日

花粉症は漢方ではどのように治療するのでしょうか?


FMなばり(83.5Mhz)にて「百合が丘クリニック通信」放送中です!

当院院長が出演し、東洋医学に基づいた、健康にまつわる話をしております。

ON AIR:毎週金曜日15:50~(10分間)

再放送:水曜日8:20、土曜日18:20~、20:50~、日曜日12:50~、16:50~ 

 
  先生:2月も後半となりそろそろ花粉症の季節になってきました。 お困りの方も多いと思いますので花粉症のお話しをさせて頂きたいと思います。   A:花粉症はこの番組でも何度もとりあげていただきましたが、お困りの方も多いと思います   先生:はい、私もアレルギーがありますので、お気持ちはよく分かります。 この時期マスク姿で目を赤くしているがたくさんおられますね。 そんな皆さんが快適に過ごせるよう、副作用の少ない治療をしていただきたいと心から思いますね。   A:そうですね。 今はドラッグストアなどで手軽に薬を買えたりと、患者自身が選択する治療法は沢山ありますが、漢方ではどのように治療するのでしょうか?   先生:はい、先ず本当に花粉症であるのかという事を正しく診断する必要があります。 それは鼻水を取って調べると風邪などの鼻水なのかアレルギー反応の鼻水なのかが分かります。 アレルギーの原因となる物質は血液検査で調べます。   A:まず原因を知って取り除くことが必要なんですね。   先生:はい、花粉は外からの刺激ですので取り除けばある程度症状はましになると思います。 しかし東洋医学では自分自身の中にも原因があると考えます。   A:自分自身にも原因があるというのはどういう事ですか?   先生:はい、花粉は地域差はあると思いますが、普通に生活していれば、皆さんの元へ平等に飛んできます。 しかし花粉に反応するかどうかは、個人の体質によるのです。 たとえ親子、兄弟でも花粉症が出る人でない人に分かれると思います。 花粉症の治療はマスクやメガネで出来るだけ花粉を取り込まないようにする事以外に、自分自身の体質に目を向ける事が、必要になって来るという事です。   A:考えてみればそうですね。 同じ場所に住んでいても花粉症になる方とならない方がいますね。 花粉は平等でも、体質は平等ではないという事ですね。 原因は花粉で、外からとばかり考えますが、実は自分自身の体質でもあるというのは当に東洋医学らしい考え方ですね。   先生:そうです。 身体が冷えやすい、冷えにくいは体質に違いがあります。 それが影響して花粉症が出やすい人になるのです。   A:ここにも冷え症が関係してくるんですね。 冷えは万病の元とはよく言ったものですね。   先生:はい。 花粉症が目に現れる方にも体質的な特徴があります。   A:花粉症の方には鼻水、くしゃみではなく、目が痒くてたまらない方もいますね。 どんな特徴があるのでしょうか?   先生:はい、黄色い目やにが出る方は、涙が熱で乾燥していると考えます。 花粉は風で飛んできますので風熱タイプと分類されます。   A:治療はその風熱を取り除いていくのでしょうか?   先生:はい、まず風熱を取り除き、その後風熱を持ちやすくなる体質を改善していくことになります。   A:鼻水が止まらない場合はどんな特徴なのでしょうか?   先生:はい、透明な水鼻が止まらない方は、体の中が冷えているので、いったん鼻水が出ると止まらなくなる風寒タイプと考えます。 これも風寒を取り除き身体が冷えないように体質改善していきます。   A:同じ花粉症でも薬が違うというのは、体質、タイプが違うからなんですね。   先生:はい、その他、お酒の飲み過ぎや甘い物の取りすぎ、辛い物の取りすぎなどで、身体に湿気を溜めやすい事も原因となってくると思います。   A:体質にプラスして、食生活の見直しも大切なんですね。 花粉症は今の症状を止めたい方が多いと思いますが、漢方薬で鼻水などはすぐに止まるんでしょうか?   先生:はい、難しいタイプの方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は、タイプの分類をして、そのあと更に奥にある原因となる体質、水が溜まりやすいのは肺が弱いのか消化機能が弱っているのか、肝腎が弱っているのかなどを見立てて、治療すれば、簡単に鼻水などは止まると私は考えています。 実際に患者さんには喜んで戴けていると思います。   A:漢方は即効性が無いイメージがありますが、きちんとタイプを見極めて治療を行なえば、すぐに快適に過ごせるようになるのですね。   先生:はい、この症状がこじれてしまっているのが、アレルギー性の気管支炎や喘息であると、私は考えていますので、そのような病気でお困りの方にも体質改善や漢方治療はむいていると思います。   A:そうなんですね。 そういえばうちの息子も、小さい頃はアトピ―性皮膚炎と喘息でしたが、先生のところで治療して、最近ではあまり受診する事はなくなりました。 アトピ―性皮膚炎はけっこう重症だったと思いますが、今では薬を飲んだり軟膏を塗ったりもしていません。 これは完治したと考えていいのでしょうか?   先生:そうですね。 なにも治療しなくても症状が無く、日常生活に差し障りが無く過ごせることを完治と言いますので、息子さんは完治したと言っていいと思います。   A:そうなんですね。 うちの息子は小さい時から漢方薬を飲んでいましたので体質改善に成功したんですね。   先生:はい、やはり表面的な症状を薬などで押えているだけでなく、その症状が出るに至った体質を改善する事で、病気を元から絶つことが出来るのというのが漢方の考え方になります。 それを本治療法、病の本を治療する方法です。 表面だけの治療を標治療法、標的を治療する方法と違う事を知っておいていただきたいですね。   A: 体質をみて、そこにアプローチしていくのが、東洋医学の本治療法なのですね。   先生:はい、そうです。 わたしも、病の本となる所を治療する事で、お薬を飲まなくても快適に過ごせるようになる事を目標にして、患者さんの治療にあたっています。   A:リスナーの皆さんも花粉症で毎年この季節がつらい方は多いと思います。 今回お話ししていただいた、本治療法、病の本を治療する漢方治療、体質改善に興味を持たれた方は、百合が丘クリニックにて相談してみてはいかがでしょうか?花粉症なんて無くなった、という方が増えると良いですね。 さて、今日も薬膳を持って来て戴きました。 美味しそうな香りがします。 お肉が大きくてボリュウムがありますね。   先生: 落花生となつめの豚肉の煮込みです。   A:山椒の香りが食欲をそそりますね。 お肉もやわらかくて美味しいです。 なつめの実も甘くてアクセントになります。 どんな効果がありますか?   先生: はい、豚肉には補血作用があります。 ピーナッツは胃を和ませる作用があり、ナツメはお腹を丈夫にして気を補う作用があります。 ネギ・生姜・山椒は、身体を温め、寒を散らす作用があります。 全体として腎陰を補い、気血を補う作用があります。   A: 夕食のおかずにもなりそうな薬膳です。 皆さんも薬膳を毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?詳しい作り方はクックパッドに掲載されるそうなので参考にして作ってみて下さい。
百合が丘クリニック通信バックナンバー(2017年2月号)

 

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